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Operation Peridot extended day5 「この旅で一番長い日」

5日目。この度の折り返し地点。前日談はこちら。
terra-khan.hatenablog.jp

セキレイ館→道の駅「うらほろ」→足寄動物化石博物館

セキレイ館の朝食名物「ポテト入りオムレツ」の美味いことといったら! スープはポトフかな? 朝に圧力鍋の音がしたので。
朝食後に皆としばし談笑の後、今日は移動距離が長いので先に出発させて頂いた。感謝の印に、2日目に道の駅「みついし」で購入した三石羊羹を置いていった。翌日以降のデザートに使ってくれるかな?
ともあれ、今日が最も長距離移動になる日。急がねば。
その途中で。

タンチョウ



つがいだろうか。

道の駅「うらほろ」


TwitterにUpし忘れたが、立ち寄っている。まあ、若干のタイムロスではあるのだが、この道の駅、来た事なかったので。
このまま一般道を走る方法もあるが、本別町近辺で取り締まりがあるようだとの情報があったのと、多少遠回りしても高速道を使用したほうが早いとの結果が出たので、池田ICを目指す。



途中のジャガイモ畑。「これぞ十勝!」っていう写真が、なきゃねぇ。
なお走行途中でエゾタヌキが道路を横断していった。もちろん撮影に間に合うはずもなく。

足寄動物化石博物館

今日の主目的はここ。

www.museum.ashoro.hokkaido.jp


この博物館は、絶滅した哺乳類「束柱目」の化石の展示を主としている。束柱目は古第三紀漸新世に出現し、新第三紀中新世に繁栄したがその後期には絶滅してしまった北太平洋特有の海生哺乳類である。

束柱目の奥歯の化石のレプリカだが、"柱を束ねたような奥歯"を有するから「束柱類」。問題は、現世で生存していない動物なので、どういう体格・姿勢をしていたのか分かっていない(モデルとなる動物がいない)。だもんで、同じ化石標本からでも、復元像はかなり異なる。

長尾復元


亀井復元


展示全景


足寄動物化石博物館→道の駅「あしょろ銀河ホール21」→オンネトー

相変わらず松山千春の曲が流れる「あしょろ銀河ホール21」を後にする。当初の予定では螺湾蕗圃場にも立ち寄る予定であったが、時間がないのですっ飛ばすことに。道道664号ではなく、おとなしく国道241号を走る。
このルート、国道241号も道道664号も1回ずつ走ったことはあるのだが、いずれも曇天で南下していた。北上したことはなかったのだ。だから、





その途中、雌阿寒岳と阿寒富士が見えた時のテンションの上がることといったら!

オンネトー

国道241号をそのまま進み、右折して道道949号に入る。野中温泉への分岐を過ぎたところで、対向車をよけるにも苦労する隘路を進む。その先にあるのがオンネトーだ。

オンネトー展望デッキ

オンネトー雌阿寒岳・阿寒富士


オンネトー湯の滝

オンネトー展望デッキからさらに1車線の湖岸の隘路を進んだ先に、開けた場所がある。

そこに駐車して、さらに遊歩道を1.4kmほど進むと、登場する「オンネトー湯の滝」。


温泉であるが、入浴はできない。滝床が黒いのは酸化マンガン。ここは温泉に含まれるマンガンイオンを酸化することで生存している細菌・藻類がいる希少な場所なのだ。
ただ、湯の滝から戻ってきた時点で時刻は13:30を過ぎていた。やばい。

オンネトー→阿寒湖畔→道の駅「摩周温泉」→「湯宿だいいち」

こうなってくるとガチで「水曜どうでしょう」の「ヨーロッパリベンジ」めいてくる。阿寒湖畔はスルー、双湖台もスルー、とにかく国道241号を東へ走る走る…と言いたいところだが、国道240号との分岐以降に続く急な下り坂とヘアピンカーブの連続!! やたら怖ぁい!! 2速でエンジンブレーキ利かせながら、なんとか弟子屈市街地へ。

双岳台


道の駅「摩周温泉


ここまで来て、以後の行程を計算すると、16:30までには到着できそうとの結果が出たので、精神的には楽になった。…まぁ、後から考えると、16:30までに到着する必要なんて、なかったんだけど。当時はそんなこともいざしらず。以前、養老牛温泉に宿泊した際には、チェックインしてから開陽台展望台で写真を撮りに行こうとすると「夕食は18:00からなんで、それまでに戻ってきてもらわないと困るんですよ!」とお小言を頂いたことがありまして。なので、どうしても「時間厳守しなきゃ!」と思ってた。まぁ、その宿も廃業し、今は養老牛温泉にある宿泊施設は、今日宿泊する「湯宿だいいち」しか、なかったわけで。

湯宿だいいち


お小言食らった当時の宿泊施設も、フクロウが来たら教えてくれるサービスがあったのである。しかし、酔い潰れていた俺は、見事に撮影できなかった訳で。今回はリベンジの目的で来たのだが…そうじゃない、そうじゃないんだよ。俺はこんな中途半端な高級感のあるサービスなんて要らないんだ。ただフクロウが来たら教えてほしかっただけなんだ。
…まぁ、内容はお察し。詳細は伏す。多分、次は俺はここには来ないだろう。

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