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Minecraftレッドストーンコンパレーター出力表 Ver 1.0

Introduction

祝! Minecraft Java Edition Update 1.70!

…まぁ、それはそれとして。
既に様々なレッドストーン機構を公開されている方々には全くの蛇足である。

レッドストーンコンパレーターは「信号取り出し機能」があり、後ろに繋げたユーティリティの、内容量や種類に応じた強度の信号を出力する機能があるのだが、その出力のユーティリティの種類や、充填するアイテムのスロットあたりの最大充填率によって、出力が変わってしまう。名の知られたマインクラフターの方々は「どのユーティリティにどれだけのアイテムを充填すればどれだけの信号強度が得られるか」を分かったうえで機構を組み、公表されているが…俺のような凡夫にはさっぱりわからない。

いや、「Minecraft Japan Wiki」にはコンパレーターの出力の演算式はあるのだが。

信号強度=[内容量÷最大容量×14]+1 ※[]は切り捨て記号
・空(内容量=0)の場合は信号を出力しない
・最大容量=スロット数×64
・内容量=アイテム別に1スタックの上限個数で重み付けした和 ※上限個数で64になるように計算される
・[1スタック64個]1個につき「1」:通常アイテム・ブロックの大半
・[1スタック16個]1個につき「4」:雪玉・看板など
・[1スタック1個]1個につき「64」:ポーション・道具など

…内容量、最大容量、14のどこから演算すればよろしいのかしら? ましてや"内容量" "最大容量"の定義がややこしすぎる。
っていうか、俺は面倒なことは嫌いなんだ。"何のユーティリティに" "どのアイテムを" "幾ら入れれば" 「自分の望む出力を得られるのか」、訳わかんない数式をぶっこむより、表にしてしまえ! と思ったのさ。

Method


地道にやりました。

Result

凡例

それでは、1スロットに充填可能な最大数毎のアイテム別で出力換算表を掲示する

苗: 1スロットあたり最大64個収納可能なもの

卵・雪玉・看板: 1スロットあたり最大16個収納可能なもの

道具: 武器・道具など1スロットに1個のアイテムしか入らないもの


チェストはともかく、スロット数の少ないドロッパー*1やホッパー*2では、信号数に飛び値がでる。

かまどはかなりスロットに制限があるほか、他のレッドストーンコンパレーターが信号取り出し可能なブロックは他にある*3が、スロット数に依存しないのでここでは除く。

Discussion

バスや電車の運賃表のように関数にしてみなければなるまい。またレッドストーン機構の構築において、「アイテムがどの数だけ移動すれば出力が変化するのか」の差分も明示しなければならないだろう。そもそも、Excel表を画像で張り付けるなど笑止! HTMLに書き換えるか、Excelデータのまま利用できるようにしなければならない。…需要があるのならの話だが。

*1:ディスペンサーなどスロット数9

*2:スロット数5

*3:大釜・ケーキなど

荒野に種撒く

「これは<<耕地に種をまく話>>だ。」とディレクターは私に語りました。その根底には「世界は悪意に満ち、不幸である」というイメージがあります。「いいことなど何もなく、まわりにはろくでもないものしかない」と…。でも、「だからといってあきらめないで次の時代の種をまこう」というのがアーマード・コア 4とアーマード・コア フォーアンサーのテーマであり、世界観です。

鍋島俊文

妄想を信じる者ども

以前にこれを引用したことがある。
terra-khan.hatenablog.jp

「現実主義者は、それが個人であっても国家であっても、なぜ常に憎まれてきたのだろう」
(中略)
「現実主義者が憎まれるのは、彼らが口に出して言わなくても、彼ら自身そのように行動することによって、理想主義が、実際は実にこっけいな存在であり、この人々の考え行うことが、この人々の理想を実現するには、最も不適当であるという事実を白日のもとにさらしてしまうからなのです。
理想主義者と認じている人々は、自らの方法上の誤りを悟るほどは賢くはないけれど、彼ら自身がこっけいな存在にされたことや、彼らの最善とした方法が少しも予想した効果を生まなかったことを感じないほど愚かではないので、それをした現実主義者を憎むようになるのです。だから、現実主義者が憎まれるのは、宿命とでも言うしかありません。理想主義者は、しばしば、味方の現実主義者よりも、敵の理想主義者を愛するものです」

塩野七生 「海の都の物語 1」

この"理想主義者"を"妄想主義者"に入れ替えても、おおよそ間違いではあるまい。殊にこの一節は。

妄想を信じる人々は、自らの方法上の誤りを悟るほどは賢くはないけれど、彼ら自身がこっけいな存在にされたことや、彼らの最善とした方法が少しも予想した効果を生まなかったことを感じないほど愚かではないので、それをした現実主義者を憎むようになるのです。

満腹の祈り

異世界居酒屋「のぶ」のエピソードで特に好きなのは何話かあるが、趣深いエピソードだと思っているのは、この話。

しのぶとタイショーと共に年を越すことにした、異世界の住民の常連ベルトホルト・ヘルミーナ夫妻が、年越しの晩餐(チーズフォンデュ)を食す前に祝詞を捧げる。

「……今年も陽の神、月の男神、月の女神の三柱の御加護でこのように一年間腹いっぱい食べることができました。来年も同じように腹いっぱい食べられますように」*1

「飽食の時代」とはよく言ったもので、スーパーに行けば食材はあるし、コンビニでは24時間食べ物が買える。余剰は廃棄すらされる。だが、そういうこと自体が"異常"なことで、食うことすらままならぬ時代が、1世紀も前なら当たり前のことだったのだ。
食にありつけることの有難さを忘れた人間から、地獄に落ちていく。私はそう思っている。

*1:原作とコミック版では若干の違いはある

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